バーチャルコインフォ的2017年仮想通貨重大ニュースTOP3とは?

仮想通貨元年と言われた2017年、最近ではテレビでbitFlyer(ビットフライヤー)、Coincheck(コインチェック)Zaif(ザイフ)といった、仮想通貨取引所のCMを見かけない日がなくなってきました。

ビットコインは2017年12月17日に過去最高値1万9,666ドルにまで上昇、2万ドルを上回るのも時間の問題になってきています。

2017年の最初は1,000ドル弱だったことを考えると1年で20倍も価値が高騰したことになります。もちろん、その間に急騰、急落を繰り返したことは忘れてはいけません。

今回は少し早いですが、そんな2017年の仮想通貨の重大ニュースをバーチャルコインフォ的にピックアップしてみようと思います。

ただ、仮想通貨を取り巻く環境は恐ろしいスピードで変化していますので、この記事を書いた後でも、もっともっと重大なニュースが発生しているかもしれませんが……。

 

第3位 仮想通貨が法定通貨になる可能性が広がる

仮想通貨は”仮想”の通貨であり、私たちが使う法定通貨(日本で言う日本銀行券)のように実在しません。しかし、これまでの記事で何度か出てきましたが、それでもビットコインやイーサリアム、各種アルトコインは信頼を得て価格を上昇させ続けています。

そんな中、企業ではなく各国の政府が、仮想通貨の発行を検討し始めました。

2017年10月にロシアでは仮想通貨である「クリプトルーブル(仮想ルーブル)」を発行する予定があるとモスクワの地元ニュースが報じました。

2017年9月にはアラブ首長国連邦のドバイ政府が独自の仮想通貨である「emCash」を発行し、日常の買い物や電気代、ガス代、水道代などの公共料金支払いなどで決済が可能になる予定を発表しました。

 

また仮想通貨のICOが多く業界でも注目を集めるエストニアでも、2017年8月にエストニア政府発行の仮想通貨「エストコイン」をICOで発行する可能性があると発表しています。

エストニアは法定通貨がユーロですので、欧州中央銀行が法定通貨を司っています。そんなエストニアで政府が仮想通貨を発行できるのか、注目が集まっています。

 

仮想通貨は使えるか使えないか分からないものから、実際に売買に利用できるものへ、そして今度は政府が認めるものへと変化し始めています。来年、再来年と仮想通貨の価値はもっと変容していくのではないのでしょうか。

 

第2位 ビットコインキャッシュ誕生、分裂の時代へ

乱高下を繰り返しながらですが、それでもの価格を上げ続けているビットコイン。前述のとおり今年1年で20倍も価格を上昇させました。しかし、そんなビットコインですが、その存在が浸透し、大きくなるにつれ、わずらわしさが出てくるようになりました。

その一つが、ビットコインは処理に10分程度の時間がかかってしまうというものでした。そこで誕生したのがビットコインの処理能力を8倍まで高めたビットコインキャッシュです。

リプライアタックの防止、ハードウォレットセキュリティーの向上、サイズを8MBに引き上げなどとビットコインに負けない機能を持っており、こちらも価格を上昇させ続けています。

 

 

また、その後ビットコインゴールドにも分裂します。その一方で、Segwit(データサイズを小さくし、今よりも多くのデータをブロックサイズの中に入れようとする提案)を導入し、その後ビットコインのブッロクサイズをアップグレードすることで今よりも4倍の処理速度が実現しようとした、SegWit2Xは分裂は予定日に実施されませんでした。

しかし、ここへきて再度12月28日に誕生すると発表されました。はたして今回は予定通り分裂するのか、注目が集まります。

ビットコインに次ぐ仮想通貨であるイーサリアムもイーサリアムクラシックと分裂しました。仮想通貨がその存在意義を高め多様性する中で、こういうった分裂がそれぞれの利権も絡みながら、今後も繰り返されるかもしれません。そういった意味でも2017年は分裂元年なのかもしれません。

 

第1位 日本で仮想通貨法がスタート

日本では仮想通貨に関する法律が2016年に国会を通り、今年4月に施行されました。これにより日本を取り巻く仮想通貨事情は一変したように感じます。日本で仮想通貨がなじみ深いものになったのはこのおかげかもしれません。

仮想通貨を語る上で大切なのは”信頼”です。この法律により、仮想通貨交換業者は金融庁に登録されるようになりました。つまり仮想通貨の取引所は日本の場合、国に登録された機関ということになります。

また、日本仮想通貨事業者協会(JCBA)などもでき、業界団体が一丸となって取締りや規制をしようという流れもできてきました。詐欺や紛失の恐れなどもあり、なかなか手を出せなかった仮想通貨が安心して手に入れれる条件が整ってきたように思います。

 

また、金融関係の法律が改正されたことで、仮想通貨は「お金」と日本政府が認めました。お金と認められたことで、仮想通貨は資産となり、「雑所得」として納税義務まで生じるようになりました。

 

日本では仮想通貨は「お金」、しかも政府がそう認めた存在になったと言っても過言ではなくなりました。これ以上の”信頼”はないように思います。

日本政府がそこまで考えて法律を改正したかは定かではありませんが(詐欺行為がまかり通る前に法整備したかっただけのように思えますが)、結果として2017年、仮想通貨は国認定の「お金」になったのです。

さらにGMOコインを展開するGMOインターネットでは給料をビットコインで受け取れる制度を導入すると発表がしました。仮想通貨は給料にもなる「お金」なのです。

 

世界でもこういった動きはあり、シンガポール政府が日本に続いて仮想通貨法の制定に動き出しています。その逆で中国では仮想通貨によるICOを禁止されました。それぞれの政府で舵を切る方向が違いますが、それだけ仮想通貨は無視できないものになってきているとも言えます。

 

最後に

仮想通貨元年、2017年を語るうえで大きな動きだと思う3つの出来事をバーチャルコインフォ的重大ニュースに選定しました。3位と1位は仮想通貨の各国の立ち位置として重要だと思う事柄を、2位は今後の仮想通貨を占うであろう出来事だと思い、選定しました。

特に私たちにとっては、日本政府が仮想通貨の価値を認めたことが大きいように思います。仮想通貨2年目がどんな年になるのか、バーチャルコインフォでは今後もいろんな角度からの記事をお届けできればと思っています。

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