今話題のリップルの価格が伸びている理由と将来性についてまとめてみた

「そもそもリップルとはどんな仮想通貨?」

リップルは2000種類近くある仮想通貨の一種ですが、ビットコインを始めとるす他のアルトコインとは大きく異なる点があります。仮想通貨は中央機関が存在しないことが最大の特徴ですが、リップルコインはRippl社が発行した仮想通貨です。リップルというのは俗称であり、正式名はXRP(エックスアールピー)です。
リップルは中央機関が存在するので、仮想通貨市場に入れるべきではないという声もあります。取引を認証する必要はありませんが、個人間で使用する仮想通貨ではありません。
XRPは最初に1000億XRP発行されリップル社が全てを取得しました。市場に出回っているXRPは全てリップル社が販売したもので、マイニングでのコイン新規発行はありません。2017年12月頭まではリップル社が約60%をXRPを保有していました。
もしリップル社が一度に市場へ供給することで、価格が大きく変動するのではないかと言われていました。しかしリップル社は所有するXRPのうち550億XRPについては、2017年いっぱいまで流通しないようにスマートコントラクトを利用し凍結すると表明しています。(これをロックアップとも言います)

 

「リップルの特徴とは?」

リップルの最大の特徴は、銀行間の通貨のやり取りに特化しているシステムという点です。マイナー通貨をマイナーな国へ送金するには、銀行での手続きや高い送金手数料がかかる上に、送金に時間がかかります。そこでリップルシステムを使うことで、海外送金でもスピーディーで、なおかつ、格安で取引が可能になります。
またリップルにはマイニングが存在せず、ビットコインのように手数料が高くなる心配もありません。そういった銀行間で使われる中間通貨として注目されています。また繋げるという意味で、ブリッジ通貨とも呼ばれています。これは海外で出稼ぎの人たちには大きなメリットがあります。
すでに大手企業でもリップルのシステムが取り入れらています。UBS、ユニクレジット、サンタンデール銀行などの大手銀行や、みずほとSBIホールディングスも実証実験に参加しています。

 

「リップルはビットコインの欠点を補うために開発された」

多くのアルトコンの誕生理由はビットコインの欠点を補うために開発されています。リップルも同様の理由から開発されました。リップルネットワークを使い、銀行間の様々な通貨送金を可能にします。その際、利用されるのがXRPです。銀行間取引を迅速かつ安い手数料で、ビットコインより早く完結できることを目的としています。
仮想通貨を使う人口が増えていくだろうと予想されていますが、まだまだ法定通貨の方が多くの人たちが使用しています。ビットコインは中央機関を必要とせず送金手数料も格安と言われていましたが、ビットコインのスケーラビリティ問題や手数料が高い問題があります。
問題発覚で使い勝手が悪くなってしまうと、結局、法定通貨でのやり取りの方がいいという人口も必ず存在します。そもそも仮想通貨を使わない人ももちろん存在します。しかしリップルは既存の金融機関と協力し、法定通貨の国際送金をスピーディーに繋げる画期的なシステムです。個人間での使用はされませんが、長い目で見ればビットコインよりも高い将来性があるとも言えるでしょう。

 

「リップルの価格変動について」

XRPは2017年12月上旬まで20円台をキープしていました。それが14日以降は価格が高騰し、一気に140円まで跳ね上がりました。12月13日の日経新聞にも掲載されたことで知名度が上がり、価格上昇にも影響したと思われます。
12月15日、1XRP=約91円でしたが、そこからさら価格が上昇し、2018年1月4日は400円に手まで手が伸びました。時価総額ランキングも今までは第4位でしたが、イーサリアムを抜いて第2位になりました。その後、価格を下げ150円前後で落ち着いています。
20円台で保有していたユーザーにとってこの高騰はかなり嬉しい出来事です。リップルコインは銀行間で使用され、使用(消費)されることでXRPは少なくなっていくという設計になっています。いつかはなくなるかもしれませんが、取引手数料として0.000001XRPが消費されるので、なくなる心配は当分は先になります。
ビットコインのように個人間での送金ができるわけではありません。したがってしばらく価格が20円台だった理由は、一般のユーザーにとってリップルの価格が上がる要素についてあまりイメージできなかったとも言えます。
またリップル社が約60%のXRPを保有していたことで、価格が上昇した時リップル社が市場に放出するのではないかというリスクがユーザー側にありました。

 

「リップルが高騰した理由は何か?」

リップルの価格が12月中旬から上がり始めたのにはいくつか理由があります。

 

coinbaseへ上場の噂

リップルコインが近いうちに「coinbase(コインベース)」の取引を始めるという噂が広がっています。
アメリカの「coinbase」は毎日10万人の新規ユーザーが増えていると言われ、32カ国、11,900,000人が利用する世界最大規模の仮想通貨取引所です。またcoinbaseとヤフーファイナンスアプリが2017年12月に統合し、ヤフーファイナンスからビットコインのパフォーマンスと100種類以上のアルトコインが確認できるようになりました。(その後噂は否定されました)

 

SBI Ripple Asiaリップルの技術活用

SBIホールディングス傘下のSBI Ripple Asiaを中心として活動している、内外為替一元化コンソーシアムが、リップル社の技術を利用すると発表しました。2017年7月時点の傘下銀行は61行に及び、三井住友銀行、ゆうちょ銀行などのメガバンクも参加しているプロジェクトです。

 

日本のメガバンクも参加のxCurrent

内外為替一元化コンソーシアムのRCクラウドで構築されているシステムは、「xCurrent」と呼ばれています。三菱東京UFJ銀行、みずほ銀行、りそな銀行を含む日本国内銀行がリップル社の「xCurrent」を通じて、「RippleNet」に統合されています。この「RippleNet」に参加する企業が100社を超えました。
三菱東京UFJ銀行がリップルを活用し海外送金を18年初頭から開始のニュースは、日本経済新聞にも掲載されました。銀行同士のお金のやり取りに特化した、電子通貨の開発に乗り出すようです。

参考サイト:https://www.nikkei.com/article/DGKKZO20625230R30C17A8EE9000/

 

日韓国際送金実験

内外為替一元化コンソーシアムが主導となり、リップル社の技術を活用した日韓国際送金の実験が開始されました。実験は2018年1月31日まで行われ、実験が成功に終われば国際送金に利用される予定です。

 

「リップル社が発表したロックアップとは?」

12月にリップル社のロックアップが完了したことで、その後価格が大きく変動しました。そのロックアップとは、上記にも少し説明していますが一定の期間は市場に売却しないことを約束するものです。リップル社が保有する616億XRPのうち550億XRPを「Escrow」という第三者機関へ預託したのが12月8日です。
2018年以降は、55ヶ月かけて毎月10億XRPが市場に放出されると発表されました。この発表によって、リップル社が「価格が上昇したらXRPを市場で売りまくるのでは?」というリスク要因はなくなり、ユーザーが安心したことで最近の価格上昇に繋がったのではと考えられます。

 

「今後のリップルの将来性は?」

2018年は仮想通貨の決済面だけでなく、ブロックチェーン自体に注目が集まり実際に活用される時代になるとも言われています。リップル社は2018年以降はさらに表に出て知名度を広げ、実装、広報、メディア活動に力を入れていくそうです。銀行や金融機関と連携してXRPでの国際送金を本格的に目指していくと思われます。
マイニングも存在せずビットコインよりも格安の手数料で、わずか4秒で送金できるシステムは金融業界には大きなメリットです。リップルネットワークが金融業界にさらに広がることで、ますます利用価値も生まれ、価格も上がるだろうと期待したいです。

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