【再考してみた】2018年1月16日仮想通貨全体の暴落原因と対策

2017年は仮想通貨元年とも言われ12月中旬はビットコインを始め多くの仮想通貨が高騰しました。しかし2018年1月に入り価格は下落、16日に仮想通貨全体で大きな暴落がありました。
多くの新規ユーザーが仮想通貨の購入を始めた矢先に起きた出来事だったので、レバレッジをかけていた人はかなりショックだったと思います。
そこで暴落が起きた理由と、以前にもあった暴落の原因から、今後仮想通貨に対してどう付き合えば良いのかをご紹介します。

 

「1月16日の暴落原因の1つはロスカット狩り」

1月16日の暴落は仮想通貨バブル崩壊かとも言われ、話題にもなりました。アメリカの取引所ビットコインコネクトが閉鎖したり、各国で仮想通貨の規制強化が行われ、様々な要因が重なったと考えられます。
また、日本の仮想通貨でのFXは認められていますが、海外では禁止されている取引所が多く、韓国でもレバレッジをかけた取引を禁止しています。
2017年12月には正しく税金を納めていなかった韓国の大手取引所に国税庁が入り、同時にスキームを行なっていた取引所に対して、勧告を出しこれを止めたそうです。
16日の暴落の原因の1つに、ロスカット狩りが行われた背景があります。
FXでは持っている現金以上に取引をする手法としてレバレッジがあり、そのためには証拠金を取引所に支払います。そこで証拠金を超えた損失が出た場合、強制的に決済(ロスカット)が行われます。
例えば、ビットコイン価格が130万円の場合、ロスカットの基準を100万円に設定した場合、相場が100万以下になるとロスカットされるということです。あるいは証拠金の60%以下になるとロスカットされるようになっています。

つまりビットコイン価格が大幅に下がると、FXをしていたユーザーはロスカットされることになります。その動きを見越して、大金を持ったヘッジファンドなどが大幅な売りを仕掛けるのをストップ狩りとも呼びます。
巨額な売りを仕掛けて相場を押し下げ、大勢のロスカットを誘ってさらに価格を下げます。その後にヘッジファンドは安値から買い戻せば利益を得られるという仕組みです。ある意味、仮想通貨はヘッジファンドに振り回されている部分もあります。

 

「2017年12月22日にも仮想通貨全体での暴落があった」

以前にも仮想通貨全体で価格が暴落することがありました。この時も仮想通貨バブルは崩壊かと言われました。
このときはウクライナの取引所からビットコインが盗まれた事件があり、その規模は60,000BTCにも登りました。その当時のレートが1BTC=約2,000,000円だったので、換算すると1,200億円にもなります。
また、12月19日に破綻した韓国の仮想通貨取引所ユービットに対して、北朝鮮がハッキングをおこなっていた疑いが浮上しました。北朝鮮は外貨稼ぎの手段として仮想通貨に狙いを定め、韓国の取引所をハッキングした可能性があるそうです。
また韓国政府の調査では、仮想通貨取引所の大半でシステム上の脆弱性が見つかったとしています。自身の財産を守るためにも、取引所に預けっぱなしにすろことなく、保有している仮想通貨をウォレットに移し、インターネットから隔離しておくことが大切になります。
仮想通貨は企業の資金集めにも期待されています。しかし、暴落した12月は年末でもあったことから、企業が保有していた仮想通貨を一気に売却した可能性もあります。
このように仮想通貨市場の暴落は年に何回かあります。株式と違いボラティリティも非常に高くなっています。したがって、仮想通貨で投機または投資をしていくのであれば、単純にビットコインなりビットコインキャッシュを持っておこうという考えを変えた方がいいかもしれません。

 

「仮想通貨を購入する目的は投機か、投資か?」

投機か投資か、短期か長期かによって、運用は大きく分かれてきます。投機は日々の値動きを見てトレードの判断をします。仮想通貨のボラティリティは非常に大きいので、安値で買い、大きく上がったところで売れば効率よく稼ぐこともできるでしょう。しかし下落する時も大きいので短期的なハイリスク・ハイリターンとも言えます。
一方で長期的に投資するユーザーはその仮想通貨の将来性に期待して保有している傾向があります。もちろん一気に上がった場合は、元本分は現金化してもいいでしょう。どちらにせよ、長期的投資の場合はすぐに売るのが目的というより、将来性に投資していると言えます。
しかしビットコインが暴落する時は、他のアルトコインも一緒に下落する傾向があります。「今のうちに売らないと」という人の心理も働き、さらに売りが加速する場合もあるので、投資の場合は焦って売るのには要注意です。投資している暗号通貨が「暗号通貨2.0」と言われるブロックチェーンを応用した、通貨機能の他にサービス機能を持った暗号通貨なら、先ずは落ち着いて様子をみましょう。

 

「仮想通貨の分類を知る」

暗号通貨1.0と言われるものは、通貨機能だけを持っている第一段階の仮想通貨です。またマイニングに頼っている面もあります。代表的なものがビットコインです。他はライトコイン、ドージコイン、ダッシュコイン、モネロコインなどです。
暗号通貨2.0と言われているものは、ブロックチェーンを応用した第二段階の仮想通貨です。電子取引サービスに付随する仮想通貨の両方の機能を持っています。通貨機能だけでなく、ブロックチェーンにデータを保管したり、契約を電子化するスマートコントラクトなど、構築されるサービスは日々拡大しています。
マイニングを行うものもありますが、マイニングを必要としないものもあります。代表的な仮想通貨はイーサリアム、リスク、ファクトム、リップル、オーガー、ビットシェアーズ、メイドセーフ、メディカルチェーン(2/2上場)などです。
2018年はそういったブロックチェーン技術が実際に目に見える形になります。したがって技術面に投資をするなら暗号通貨2.0の機能を持った仮想通貨を選ぶのがいいでしょう。

 

「予め暴落に備えておくポイント」

仮想通貨の暴落はなかなか予想がつきません、各国の規制やハッキング、いつヘッジファンドが大量売りをするのか、一般のユーザーが知る頃には価格が暴落している可能性もあります。そこで、もしもの時に受ける影響を最小限で抑えるポイントをいくつかご紹介します。

・目標金額を決め、達したら元本だけでも現金化する。現金化したらできるだけ取引所からも引き出しておく。
・現金化したら、価値のある資産に変えておく。なるべく価値が落ちない物がいいです。
・社会に役に立つ、活用される暗号通貨を保有しておく。(仮想通貨全体で暴落しても、回復する)
・仮想通貨1種類に集中するのではなく、いくつかに分散して保有しておく。またICOに参加しやすいイーサリアムに変えておくのもよいでしょう。
・下落の原因がハッカーによる場合もあるので、ウォレットに移しておきネットから隔離しておく。
・社会に役立つ、活用されるようなICOに投資する。

 

「ビットコインの購入は多くある必要はない」

ビットコインに関しては2017年から言われている、送金が遅い、送金手数料が高いなどスケーラビリティ問題があります。ビットコインの問題として以下の点があります。

・マイニングの電気代が莫大
・ボラティリティが高すぎる(値動きが激しい)
・各国の規制がある
・マイナーの権力争いでビットコインの改良ができない

 

まとめ

ビットコインに変わる、次の仮想通貨はビットコインキャッシュだとも言われています。購入したい仮想通貨の機能や役割をよく知った上で保有し投資していくことが、先々になって後悔しないやり方の1つでもあります。
お笑い芸人の方がNEMの事件の際にすべての財産を失ったとして、話題になりました。投資する場合はリスクの分散は必要不可欠です。また、仮想通貨は価格の乱高下が多い投資先です。投資は無理のない程度で行うことをお勧めします。

 

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